珠算電卓部を知ってますか?
珠算電卓部という部活をご存知でしょうか。学校によっては計算事務部という名称のところもあるこの部活、恐らく商業科に通っている学生さん、または卒業された方の中でも知らない方が大半だと思います。
そこでまず初めに何をする部活なのかを説明したいと思います。
目標
1番大きな目標は、7月に行われる全国高校珠算電卓競技大会(全国大会と呼ばれています)に出場し、優勝することです。
大会では、
- 乗除算
- 見取算
- 応用問題
- 伝票算
の4つで合計点を競います。
また電卓だけの大会に出場することもあります。その場合、私の学校ではそろばん専門の人でも出場するので、大会前になると電卓の練習もします。
練習
大まかに分けて
- 速打(早く数字を入れる練習)
- 応用問題(式を立てて問題を解く練習)
の2つがあります。
さらに大会前は読み上げ算、伝票算の練習をします。
実はそろばんと電卓では少し練習内容が違います。それを今から説明しますね。
電卓
電卓は全国大会の過去問に加え、地方大会の過去問や一般の方が受ける検定の過去問をやったりもします。
電卓は見取算よりも乗除算の方が得意な傾向にあるので、見取算は『正確に』乗除算は『はやく』を意識して練習に取り組んでいます。
珠算(そろばん)
私はそろばん専門ではないのであまり詳しくないです。(すみません……)
なので知っている範囲で書かせていただきたいと思います。
そろばんは基本的に全国大会の過去問で練習しています。
先ほども書いたように電卓の練習もします。なかなか大変そうです。
応用問題は電卓とそろばんではやりやすい問題が違うので、それを考慮していかに『はやく、間違えずに』出来る問題を研究しています。
長くなりましたが、珠算電卓部について少しでもわかっていただけたでしょうか?
もし、質問等あればいつでもコメントしてもらえるととても嬉しいです!
それでは、また。
2020.12.30.記事の整理に伴い、一部加筆修正しました。